【ebay】DHLと事業者契約を結んだ後に行う各種準備

貯める力

当記事を読むことで、DHLと事業者契約を結んだ後の各種準備全て完了することができます。

DHLの様なクーリエ(民間の国際宅配便会社)との事業者契約は、ebayセラー初心者が海外輸出事業で利益を最大化するために必須と言っても過言ではありません。

海外輸出事業で最大のコストはやはり”送料“であり、大きな事業者割引を受けることのできるクーリエ(DHLやFedEx)との事業契約は、利益を出すための非常に大きなアドバンテージになります。

クーリエを使いこなして低コスト高品質な配送を行うことができれば、ebayの様な海外輸出事業で利益をあげる難易度は格段に下がります

当記事では、世界2大クーリエの1つであるDHLと事業者契約を結んだ後にスムーズに発送を行うための各種準備について詳細に解説します。

当記事の目次は下記になります。

  1. 発送に使用する2つのツール
  2. MyBillのアカウント作成
  3. DHL+のアカウント作成
  4. 電子署名の作成とDHL+への登録
  5. JETROアカウントの作成・World Tariffへの紐付け
  6. DHL専用梱包資材の取り寄せ
  7. 最後に

1.発送に使用する2つのツール

DHL(DHL JAPAN)と事業者契約を結ぶと、DHLの担当者さんからメール提携事業者専用のアカウントナンバー(”58″で始まる9桁の番号)が送付されてきます。実際のメールがこちら↓↓↓

この提携事業者専用のアカウントナンバーを用いて下記2ツールのアカウントを作成することで、事業者専用の割引が適用された送料で発送することが可能になります。

  1. MyDHL+:主に発送に必要な送り状・インボイス書類を作成するツール
  2. MyBill:DHLからの請求書を受取・管理するツール

よって、最初はまず上記2ツールのアカウント作成から行います

2.MyBillのアカウント作成

まずはMyBillアカウント作成から行います。

先にMyBillのアカウントを作る理由は、MyBillの方がDHL+よりもアカウント作成完了まで時間がかかるからです。

MyDHL+のアカウント作成は1日もあれば完了しますが、MyBillPayPalとのシステム連携もあるからか2〜3日かかります。

よって、時間のかかるMyBillのアカウント作成から先に行う方が効率的です。

MyBillとはDHL運送料の支払い全般を統括・管理するシステムで、こちらのリンクから下の画像の様なアカウント作成ページに移動できます。

なお、MyBillによるDHLへの支払いはPayPalで行うため、事前にPayPalのビジネスアカウントの作成が必要です。

PayPalのビジネスアカウント作成がまだの方は先に“こちらのリンク”から無料PayPalビジネスアカウントを作成できます。

個人事業主または法人で起業している方にとって、PayPalビジネスアカウント必須と言っても過言ではありません。

ビジネスアカウントだと支払・受取にかかる時間が短いだけでなく、DHLeBayをはじめとした様々な協力企業のWebサービスと効率的な連携が可能になります

PayPalのビジネスアカウント作成が完了したら、MyBillのアカウント作成に移りましょう。

MyBillのアカウント申請には下記2点が必要になりますので事前に準備しておきましょう。

  • PayPalのID
  • DHLの事業者専用アカウントナンバー

まずどこの国のDHLアカウントとして作成するかを問われますので、”DHL JP(Japan)“を選択します。

すると下記の様な申請フォームに移りますので、日本語で各情報を入力します。(個人事業主の場合、会社名については屋号を入力します)

申請が完了すると下記の様なメッセージが表示されます。

上記メッセージを確認後、約3営業日以内ログインパスワードの設定依頼メールが届きますので、メール内リンクからログインパスワードを設定すればMyBillのアカウント開設作業は全て完了です。

3.DHL+のアカウント作成

続けて、DHL+のアカウント作成を行います。DHL+のアカウント作成はこちらのリンクから行えます。

注意点として、必ずDHLと事業者契約を結んだ際にメールで送られてくる”事業者専用アカウントナンバー“を入力してアカウント作成を行ってください。そうしないと配送料に提携事業者割引が適用されません。

上記リンクから”MyDHL初期登録“の画面に進むと、最初にアカウント番号を持っているか問われますので、”はい”を選び、”58″から始まる事業者専用のアカウント番号を入力して次に進みましょう。(保存名は何でもOKです)

続けて、”お客様情報“として氏名会社名(個人事業主は屋号または氏名でOK)・Eメールアドレスパスワードを入力します。

すると当日中に下記の様なメールが送られてくるので、メール内の”登録の有効化はこちらをクリック“をクリックして、アカウントを有効化すれば完了です。

以上でMyBillMyDHL+のアカウント作成が完了し、DHLで発送するための最低限の準備が整いました。

ですが今後のDHLによる全ての発送を効率化するために、下記の2点も最初のうちにやっておきましょう。

  • 電子署名の作成と登録
  • JETROアカウントの作成とWorld Tariffへの紐付け

4.電子署名の作成と登録

海外に配送をする際、配送物は必ず各国の税関で内容物のチェックを受けます。そのチェックの際に内容物の情報を示す書類が”インボイス“です。

従来このインボイス紙の書類で荷物に添付するのが通常でした。

ですが電子署名を作成・登録をすることで紙のインボイスが必要無くなり、通関手続きも格段にスピードアップします

今後全ての配送について運送状1枚だけの印刷で済むため紙・インク代も節約できますし、荷物に添付する必要書類のチェックの手間が減って通関も格段に早くなるので、電子署名を登録しない理由はありません。

電子署名作成有効化は簡単で、下記の様な署名画像データを1MB以下png・jpeg・gif形式で作成し、DHL+のマイページにてその電子署名データを登録すればOKです。(会社ロゴマークは無くてもOKです)

電子署名データの作成例がこちら↓↓↓

署名データは真っ白な紙に英語の署名を行い1MB以下のpng形式で撮影するか、お手持ちのスマホやPCのお絵かきアプリなどで作成しましょう。

テキストを入力して簡単に署名データを作れるアプリもありますが、そうしたプログラムで作成された署名データはそのフォントパターンを解析することで簡単に偽造できてしまいます。

きちんと自分の筆跡が反映される手書きの署名データを使うことをオススメします。

署名データを作成したら下記の流れでMyDHL+に登録します。

無事に電子署名の登録が完了すれば、下の画像の様に署名が”有効“と表示されます。

以上で、電子署名の作成とDHL+への登録は完了です。

5.JETROアカウントの作成とWorld Tariffへの紐付け

続けて、JETROアカウントの作成(無料)を行います。

JETRO(日本貿易振興機構)日本政府経済産業省直下の独立行政法人で、日本国内の海外輸出事業者のサポートを行う公的組織です。

JETROアカウントを作成することで、本来有料のFedex社が提供するWorld Tariffという世界関税データベース無料で使うことができます

そしてWorld Tariffの”HS Number Search“を使うことでインボイスに入力が必須の”HSコード“を簡単かつ確実に調べることができる様になります。(”HSコード“という言葉が初耳の方はこちらの記事にて詳細に解説していますのでお読みください)

間違えたHSコードをインボイスに入力してしまうと税関の通過に時間がかかってしまうため、精度の高いHSコードを調べられることは非常に重要です。

その点、World Tariffは世界トップレベルのクーリエであるFedexが作成した検索システムなだけあって、検索がしやすく、HSコードに加えてその荷物に発生する関税の具体的な金額まで正確かつ最新の情報を確認することができます

JETROアカウント作成こちらのリンクにて3分程度で完了しますので、サクッと登録しておきましょう。

JETROのアカウント作成が完了したら、こちらのリンクからJETROを経由したWorld Tariffのアカウント作成・ログインを行うことができます。

World Tariffにログインできる様になれば、HSコードを調べるための事前準備は全て完了です。

ちなみに、World Tariffによるキーワード検索は英語で行いますので、英語に不慣れな方は無料の翻訳サイトDeeplを使うことをオススメします。(私も使っています)

ちなみに、JETROのアカウントを作成するとJETROに無料で海外輸出事業に関する相談を行うことができます。(JETRO相談窓口はこちら

相談フォームは下記の様になっており、海外輸出未経験の方にも分かりやすくに回答してくれます

JETROは日本政府経済産業省直下の独立行政法人で、日々、信頼性の高い国際貿易関連情報を発信しています。(JETROのホームページはこちら

日本政府が海外輸出を大いに推奨していることもありたくさんの税金が投入されているからか、そのサービス内容は全て無料とは思えないほどの破格のものです

SNSでよく見かける身元不明の謎コンサルタントよりも遥かに誠実かつ正確な情報を無料で提供してくれるので、初心者ebayセラーはJETROに相談しまくりましょう!!

各国に輸出可能な商品知識も、積極的にJETROの無料相談を活用することで自然と身につきます!!

6.DHL専用梱包資材の取り寄せ

DHLと事業者契約を結ぶと、なんとDHLが無料梱包資材を提供してくれます。

梱包資材の取り寄方法についてです。まずはDHL+にログインし、下記の様に”発送“タブから”梱包資材の注文“の画面に移動します。

すると下記の様な詳細注文画面に移動するので、各種梱包資材数量を入力して注文します。なおこの時、印刷した運送状を入れるためのビニールポケット”Waybill Sleeve“を梱包資材の全数と同じ数だけ注文するのを忘れない様にして下さい。

注文を完了すると下記の様なメッセージが表示されます。お住まいの地域によりますが申請後2〜5営業日程度で届きます。

ちなみに無料ということもあり、下記の画像の様にかなり力技でまとめた様な状態で届きます。そのままだとかなり邪魔になるので、届いたら速やかにバラして保管できるよう部屋の準備をしておきましょう。

以上でDHLで発送するための事前準備は全て完了です。ここまで大変お疲れ様でした!!

最後に

いかがでしたか?

最初の準備でやることが多く、非常に面倒に感じるかもしれません。

ですがこの前準備さえ完了すれば、以降は運送状を1枚印刷するだけで迅速に発送できる様になります

DHL配送スピードはこのコロナ禍でもかなり早く、つい先日アメリカのに発送した荷物もDHLの集積所から3営業日でバイヤーのもとに到着しています。(↓↓↓その時の荷物追跡履歴↓↓↓)

DHLだと2kg以下のアメリカ宛の配送については日本郵便よりもずっと安く、暴騰した燃料サーチャージ代を含めても3000円以下で送ることができます。(2022/8/26時点)

確実迅速安価と三拍子揃ったDHLは私たちebayセラーの心強いパートナーです。しっかりと使いこなしてどんどん売上を上げていきましょう!!

それでは良いebayライフを!!٩( ‘ω’ )و