【簿記2級 過去問解説】第151回 問1(商業簿記:仕訳問題)

守る力

簿記2級検定試験 2018年度 第151回 問1(商業簿記:仕訳問題)」の解答・解説です。(試験問題文は著作権上掲載できませんので、お手元にご用意ください。)

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問1:支店独立会計

解答は下記の通りです。

本店資産を支店に移管する場合、それら資産の原価合計から減価償却累計額を差し引いた金額を本店資産の減少(貸方)として計上します。

問2:その他有価証券の時価評価

解答は下記の通りです。

長期保有目的有価証券の時価評価額と取得価額との差額金¥2,000,000に対し税効果会計を適用します。

プラスの差額金(一時差異)その期の課税所得を増額する効果を有しており、この増加した課税所得に対する税額を繰延税金負債として計上する必要があります。

問3:支払免除

解答は下記の通りです。

一部支払免除に対する免除分の振込は、当座預金から入金した分だけ過去に計上した売上が減るということなので、売上の減少(借方)当座預金の減少(貸方)を計上します。

問4:追徴課税

解答は下記の通りです。

未払法人税負債)を追徴法人税費用)に振り返る形で仕訳を行います。

問5:償却途中の固定資産売却(200%定率法)

解答は下記の通りです。



固定資産の売却年度の前年度末までの減価償却累計額、売却年度における減価償却費の月割計算を、上記のように確実に実施しましょう。

これら減価償却費・累計額、売却代金(営業外受取手形)の合計額と備品取得原価との差額は、備品取得原価の方が大きいため、固定資産売却損として計上します。

以上、”簿記2級試験 第151回 問1(商業簿記:仕訳問題)“の解答・解説・ポイントでした。

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【簿記2級 過去問解説】第151回 問2(商業簿記:株主資本等変動計算書)