【簿記2級 過去問解説】第153回 問5(工業簿記:組別総合原価計算)

守る力

簿記2級検定試験 2019年度 第153回 問5(工業簿記:組別総合原価計算)」の解答・解説です。(試験問題文は著作権上掲載できませんので、お手元にご用意ください。)

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解答・解説

当問の解答は下記のようになります。

まずA製品について解説を行います。

A製品の総合原価計算

A製品完成品総合原価は下記のようにして算出します。

A製品月初・月末の仕掛品在庫が0本のため、当月投入原価当月製造費用)がそのまま完成品原価となります。

A製品の月次損益計算書

当問で回答する月次損益計算書は、A製品とB製品の月次損益計算書を合算したものになるため、まずA製品単体の月次損益計算書を作成します。

A製品月次損益計算書は下記のようにして算出します。

次にB製品について解説を行います。

B製品の総合原価計算

B製品完成品総合原価は下記のようにして算出します。

B製品の月次損益計算書

B製品月次損益計算書は下記のようにして算出します。

A製品とB製品の月次損益計算書の合算

最後に、A製品とB製品両方の月次損益を合算して全体の月次損益計算書を作成します。

以上、”簿記2級試験 第153回 問5(工業簿記:組別総合原価計算)“の解答・解説・ポイントでした。

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【簿記2級 過去問解説】第152回 問1(商業簿記:仕訳問題)