【簿記2級 過去問解説】第154回 問5(工業簿記:完成品総合原価の計算問題)
「簿記2級検定試験 2019年度 第154回 問5(工業簿記:完成品総合原価の計算問題)」の解答・解説です。(試験問題文は著作権上掲載できませんので、お手元にご用意ください。)
各問の解答・解説に入る前に、まず当問題を解く上で重要な前提情報を把握しておきましょう。
なお、当記事の画像は全てクリックで拡大できますので、ご自身の端末に合わせて拡大してご覧ください。
当問の前提情報
当問では前提情報として、「生産データ」と「原価データ」が与えられており、それらの情報をまとめた表を下記に示します。
上記の情報を踏まえ、各問について解説していきます。
問1:完成品原価および月末仕掛品原価の解答・解説
当問の解答・解説は下記の通りです。
当問のポイントはB原料の扱いについてです。B原料は工程の60%で投入しますが、月末仕掛品の加工進捗度は50%であるため、月末仕掛品にB原料は投入されていません。
よって問題の指示文通り、B原料費は全て完成品に負担させ、完成品原価として扱います。
問2:仕損品を売却処分できる場合の完成品総合原価の解答・解説
当問の解答・解説は下記の通りです。
仕損品を売却処理できた場合、その売却額の分だけ売上総合原価は低くなります。
以上、”簿記2級試験 第154回 問5(工業簿記:完成品総合原価の計算問題)“の解答・解説・ポイントでした。
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ではまた、次の問題の解答・解説でお会いしましょう(*´ω`)ノシ
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