【簿記2級 過去問解説】第154回 問4(工業簿記:原価計算問題)
「簿記2級検定試験 2019年度 第154回 問4(工業簿記:原価計算問題)」の解答・解説です。(試験問題文は著作権上掲載できませんので、お手元にご用意ください。)
各問の解答・解説に入る前に、まず当問題を解く上で重要な前提情報を把握しておきましょう。
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当問の前提情報
当問では前提情報として、「資料1:当月の直接材料購入量・在庫量」、「資料2:当月の原価計算表」、「資料3:製造間接費月間予算(固定予算)」、「資料4:当月の生産状況」が与えられており、それらの情報をまとめた表を下記に示します。
以上の前提情報を踏まえ、各問の解答・解説を下記に示します。
問1-(1):当月分の直接材料実際購入高の解答・解説
問1-(2):当月分の直接材料費の解答・解説
当月分の直接材料費の解答・解説は下記の通りです。
資料2、4当月の原価計算表より、当月分の直接材料費は¥1,620,000であることが分かります。なお、直接材料費は仕掛品勘定(借方)に振替えます。
問1-(3):直接材料の消費価格差異の解答・解説
問2:当月の完成品原価の解答・解説
当月の完成品原価は、当月に完成した製品#0201、#0201-1の原価を合算した金額になります。
問3:製造間接費勘定の解答・解説
製造間接費勘定の解答・解説は下記の通りです。
製造間接費の予定配賦額は資料2、4に記載されています。
操業度差異は当月の製造間接費月間予算と当月の製造間接費原価との差額、予算差異は実際発生額と予算額との差額になります。
以上、”簿記2級試験 第154回 問4(工業簿記:原価計算問題)“の解答・解説・ポイントでした。
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ではまた、次の問題の解答・解説でお会いしましょう(*´ω`)ノシ
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【簿記2級 過去問解説】 第154回 問5(工業簿記:完成品総合原価の計算問題)