【簿記2級 過去問解説】第154回 問2(商業簿記:商品の払出計算問題)
「簿記2級検定試験 2019年度 第154回 問2(商業簿記:商品の払出計算問題)」の解答・解説です。(試験問題文は著作権上掲載できませんので、お手元にご用意ください。)
各問の解答・解説に入る前に、まず当問題を解く上で重要な前提情報を把握しておきましょう。
なお、当記事の画像は全てクリックで拡大できますので、ご自身の端末に合わせて拡大してご覧ください。
当問の前提情報
当問では前提情報として、「資料:2019年4月における商品売買および関連取引」の情報が与えられています。
そして各取引の仕訳は下記のようになります。
上記の仕訳さえ正しくできれば当問は全問正解したも同然なので、各取引の仕訳は何度も練習することをお勧めします。
問1-1:売掛金勘定の解答・解説
取引履歴の仕訳における売掛金勘定に対応した勘定科目を打ち消す仕訳(借方・貸方を逆に振替仕訳すること)をすることで、売掛金勘定は完成します。
次月繰越については、貸借差額で算出します。
問1-2:商品勘定の解答・解説
取引履歴の仕訳における商品勘定に対応した勘定科目を打ち消す仕訳(借方・貸方を逆に振替仕訳すること)をすることで、商品勘定は完成します。
次月繰越については、貸借差額で算出します。
問2-1:純売上高の解答・解説
4月の売掛金勘定における売上勘定の総額が、4月の純売上高になります。
注意点は売上割引勘定の取り扱いです。純売上高は単純に売上勘定を合計した金額ですので、売上割引の金額を差し引かないよう注意しましょう。
問2-2:売上原価の解答・解説
4月の商品勘定における売上原価勘定の総額が、4月の売上原価になります。
以上、”簿記2級試験 第154回 問2(商業簿記:商品の払出計算問題)“の解答・解説・ポイントでした。
もし当記事の解説でわからないことがあれば、随時補足させて頂きますので、画面右下のTwitterまたは画面下のお問合せフォームからご連絡下さいm(_ _)m
また、短期間で簿記の知識を体系的に身につけたい方は、電話・メールで質問し放題のクレアールがおすすめです♫
私も受講しましたが、少しでも分からなければすぐに質問することで悩む時間を短縮し、効率的に学習を進めることができます。
(↓↓↓クレアールのサイトはこちら↓↓↓)
ではまた、次の問題の解答・解説でお会いしましょう(*´ω`)ノシ
↓↓↓次の問題↓↓↓
【簿記2級 過去問解説】 第154回 問3(商業簿記:損益計算書の作成問題)