【ebay】商品が売れた時の仕訳 (完全マニュアル)

守る力 稼ぐ力

当記事では簿記の知識が全くない方向けに「ebayなどの海外輸出事業で商品が売れた時の仕訳方法」に加え、「売上金をPayoneer口座から国内銀行送金する時の仕訳」まで詳細に解説します。

適切に仕訳ができていれば税金の控除を満額受けることができますので、しっかりと理解し、国に納め過ぎた税金を全額取り返しましょう!!(`・ω・́)ゝ

なお、当記事は「会計ソフト:マネフォーワードクラウド確定申告」を使って作成した仕訳の実例にて解説を行っております。



当記事の目次は下記のようになっております。各目次がリンクになっていますので、一部だけ読みたい場合はリンクで飛んでください。

本記事の目次

それでは順番に解説をしていきます。

1. 会計ソフトの基本設定

具体的な「商品売れた時仕訳」の説明に入る前に、必要な会計ソフトの基本設定について解説します。

事前に会計ソフトの基本設定を適切にしておかないと、消費税還付を受けられる形式で帳簿作成ができないからです。

具体的に行う会計ソフトの基本設定は下記の3つです。

会計ソフトの基本設定

  • 消費税課税形式の設定:原則課税個別対応方式
  • 経理方式の設定:税抜(内税or別記、おすすめは「内税」)
  • 税区分の設定:消費税還付に必要な税区分を仕訳の際に選択できる状態にします

会計ソフト「マネーフォワードクラウド確定申告」の場合、まず「ホームページ>各種設定>事業者」をクリックします。

すると下記の様な、帳簿作成における「消費税」の設定画面がありますので、ここで「課税形式」と「経理方式」について設定します。

課税形式については「原則課税個別対応方式)」を選択します。

もう1つの「原則課税(一括比例分配方式)」でも消費税還付を受けられるのですが、こちらを選ぶと「免税売上高や課税売上高を正確に集計した資料」を別途作成する必要があり作業コストが高くつきます

また、一括比例分配方式にしたからといって劇的に消費税還付金額が増える訳でもなく、場合によっては個別対応方式よりも還付金が少なくなるケースもあります。

そのため、当記事では会計ソフトの機能だけで必要な資料全て自動作成できる「原則課税(個別対応方式)」をおすすめします。

続けて税区分の設定についてです。「ホームページ>各種設定>税区分」をクリックします。

すると下記の様な画面が表示されますので、まずは左上の「課税形式」タブのリストから「原則課税個別対応方式)」を選択します。すると帳簿で仕訳をする際に選択可能な税区分が一覧で表示されるので、ebayの様な輸出事業でよく使う「輸出売上0%(輸売0%)」、「課税仕入10%(課仕10%)」、「共通課税仕入10%(共-課仕10%)」にチェックを入れます。(元々チェックが入っていればそのままでOKです)

チェックを入れると下の画像の様に、仕訳入力をする際に上記の税区分も選択できる様になります。

会計ソフトの基本設定は完了です。

次に、ebayで商品を売り上げた時の仕訳について解説していきます。

2. ebayで商品を売り上げた時の仕訳(実例)

まずは、仕訳の実例を見てみましょう。

当記事では下記実例の仕訳について解説していきます。

  • 【実例】
    販売価格774.98ドルの商品がebayでアメリカ在住者に売れて、この時の為替レート137.68[円/ドル]であった。

実際にebayで商品が売れたら下記のような売上明細Fee details)を確認することができます。

ここで「①売上金額」と「②ebayに支払った手数料(税込)」を確認します。

そして上記の売上明細の場合、仕訳は下記のようになります。なお仕訳の日付は「商品が売れた日(ebay上の”Sales Date”)」でOKです。

まず、仕訳で使用する勘定科目について解説します。

売上金額」については、左の借方に「売掛金右の貸方に「売上高という勘定科目を使って仕訳をします。

売掛金」というのは、商品の代金をまだ受け取っておらず「受け取る権利」を手に入れた時に用いる勘定科目です。

売掛金」は「資産」の勘定科目の1つであり、資産」が「増加」したような場合は左の借方に記載します

ebayのシステムでは、商品が売れたらすぐに売上金が日本の銀行に直接振り込まれるわけではなく、ebay運営が売上金をいったん預かる形になります。そのため、売上が上がった時点では借方(左側)に「売掛金」勘定を計上します。

売上高」というのは、その名の通り「売上」を示す勘定科目です。

売上高」は「収益」の勘定科目の1つであり、収益」が「増加」したような場合は右の貸方に記載します

またこの時、「売上高」勘定の「税区分」に「輸売0%(輸出売上のため課税0%)」を選択する必要があります。これを選択しておかないと、会計ソフトが正しく消費税還付を行うための計算を自動でしてくれません。

売上金額」の仕訳については以上です。

次に、「ebayに支払った手数料」の仕訳についてです。

ebayに支払った手数料」については、左の借方に「支払手数料右の貸方に「売掛金の勘定科目を使って仕訳をします。

支払手数料」は「費用」の勘定科目の1つであり、費用」が「増加」したような場合は左の借方に記載します

そして対応する貸方が「売掛金」勘定になることについてですが、これはebayのシステム上、手数料は売上が発生した時点で売上金から引かれるためです。

つまり帳簿上は売掛金(資産)が支払手数料の分だけ減る形になるので、「売掛金」を貸方に記載することになるのです。

支払手數料はebay運営に10%消費税(VAT)込みで徴収されており、この消費税10%は還付の対象になります

還付を受けるためには仕訳の際に税区分で「課税仕入れ10%(課仕10%)」を選択しておく必要がありますのでご注意下さい。

各取引ごとにebay運営に支払う基本的な手数料は下記の3つですが、Promoted Listings(広告宣伝費)などの他の費用がかかっている人は、それらの手数料も含めて支払手数料を計算し、「支払手数料」勘定の仕訳を入力しましょう。

ebay運営に支払う基本的な手数料

  • Final Value Fee – fixed
  • Final Value Fee – variable
  • International fee

ebayへの支払手数料についてより詳しく知りたい方はこちら(ebayセラーポータル)をご覧下さい。

ebayに支払った手数料」の仕訳については以上です。

なおこれらの仕訳をする上でドルを円に換算する必要がありますが、換算に使用する為替レート国税庁によって定められている点に注意が必要です。

ebayの様な輸出事業の場合、売上高[]は下記の式で計算します。

    売上高[円] = 商品の販売価格[ドル] ✖️ T.T.M為替レート[円/ドル]

「ドル円為替レート」というと1つしか存在しないかの様に思いますが、実は取引所計算方法によって異なり、多数のドル円為替レートが存在します

そのため、国税庁原則として「T.T.M為替レート(以降「TTMレート」と呼称)」を使うことを下記の様に定めています。

【国税庁HPの公開文書(抜粋)】
外貨建てにより行った資産の譲渡等の対価の額又は課税仕入れに係る支払対価の額の円換算は、原則として事業者が資産の譲渡等を行った日の対顧客直物電信売買相場の仲値(T.T.M)によるものとされますが、継続適用を条件として、資産の譲渡等の対価の額についてはその計上する日の電信買相場(T.T.B)により、課税仕入れに係る支払対価の額についてはその計上する日の電信売相場(T.T.S)によることも認められることになります。

ebayセラーの場合、使用すべき最も理想的なTTMレートは「Payoneer口座からお金を受け取る日本国内の銀行のTTMレート」です。

そのため、Payoneerの送金先として設定している銀行が使用しているTTMレートで売上計算を行うことができると理想的です

しかしTTMレートは全ての取引所や銀行が見やすい形で公開している訳ではありません。

例えば、日本で人気の「楽天銀行」はTTMレートをネット公開しておらず、メールで問い合わせたとしてもTTMレートの情報を提供してもらうことはできません。(実際に問い合わせてみましたがダメでした)

では、TTMレートが公開されていない銀行をPayoneerの受け取り用口座としている人はどの様なTTMレートを使えば良いのか?

これについて直接税務署に確認したところ、一貫して使うのであれば、日本国内のその他銀行が公開しているTTMレートを使用して良いとのことでした。(都度、様々な銀行を比較して最も有利なTTMレートで使ったりすることはできないとのことです)

という訳で「ネットで公開されているTTMレートのどれを使うべきか?」ということになりますが、おすすめは七十七銀行のTTMレートです。

七十七銀行のTTMレートを使う理由は、スプレッドシートへの貼り付けが簡単にできる表形式だからです。エクセルなどのスプレッドシートへのコピーアンドペーストが簡単にできます。

正直に言って、TTMレート[円/ドル]の数値については正直どの銀行も大差ありません(小数点以下3桁目で微妙に違う程度です)。そのため、数値の参照のしやすさ・使いやすさTTMレートを参照する銀行を選ぶことをおすすめします。

「ebayで商品を売り上げた時の仕訳(実例)」の解説は以上です。

次に、「売上金を国内の銀行に送金する時の仕訳」について解説します。

3. 売上金をPayoneer口座から国内の銀行口座に送金する時の仕訳

ebayの売上金はPayoneer口座に自動で振り込まれますが、Payoneer口座から日本の銀行への出金は自分で行います。そしてPayoneerから日本の銀行に売上金が無事振り込まれたタイミングで、為替差損益を考慮した仕訳を行う必要があります。

為替差損益を考慮した適切な仕訳を行うには、下記の為替レートを把握しておく必要があります。

為替差損益の計算に必要な為替レート

  • 売上が発生した日のTTMレート[円/ドル]
  • Payoneerから出金した日のTTMレート[円/ドル]

注意が必要なのは為替差損益の金額計算です。

為替差損益を計算する上での基本的な考え方を、為替差益為替差損それぞれが発生した場合について解説します。

まずは為替差」が発生した場合の金額計算仕訳について解説します。

為替差」が発生した場合というのは「Payoneerから出金した日のTTMレート 商品が売れた日のTTMレート」の場合で、基本的な仕訳の考え方は下記(例)の様になります。(下記(例)の「支払手数料」とはPayoneer口座から普通預金口座に引き出す時にPayoneer運営に差し引かれる手数料のことです)

この仕訳は下記の4STEPで作成すると非常に楽です。(後述で詳細を解説しますが、計算の順番を入れ替えると上手くいきませんのでご注意下さい

為替差益が発生した場合の計算

  • STEP1. 「売掛金」の算出
    売掛金[円] = 商品の販売価額[ドル] ✖️ 売れた日のTTMレート[円/ドル]
  • STEP2. 「為替差益」の算出
    為替差益[円] = 商品の販売価額[ドル] ✖️ ( Payoneerから出金した日のTTMレート[円/ドル] 売れた日のTTMレート[円/ドル] )
  • STEP3. Payoneerからの入金額を入力
    実際にPayoneerから国内銀行に振り込まれた金額[円]を「普通預金」勘定で仕訳入力します。

    計算すると分かるのですがPayoneer側が適用する為替レートTTMレートではなくリアルタイムの為替レートであるため、Payoneerからの入金額[円]を計算で出そうとしても他の勘定科目の金額と帳じりが合いません。そのため、「実際にPayoneerから振り込まれた金額」で仕訳を行う必要があります。

    出金後には下記画像の様なPayoneerから出金明細が記載されたメールが届くのでその金額[円 (JPY)]でも確認はできるのですが、小数点以下を含む数値のため若干仕訳がしづらいです。前述の通り、仕訳には銀行に実際に振り込まれた金額を使用しましょう。なお勘定科目は普通預金口座に振り込んだ場合「普通預金」になります。

  • STEP.4 「支払手数料」の算出
    支払手数料[円] = 為替差益 売掛金  普通預金

    Payoneer手数料出金額の2%とされていますが、計算をしてもぴったり2%の金額となることはまずありません。
    これは、Payoneer側が送金時に適用する為替レートが、私たちが帳簿計算で使用するTTMレートではないためです。
    実際に私たちが使用するTTMレートとPayoneerの手数料2%という数字をそのまま使って支払手数料を計算してしまうと、対応する入金額が正確に対応しないという問題が発生します。(2022年は1日の中でも為替レートが激動したので、TTMレートの2%とはかけ離れた金額になることもしばしば)

    よって実際には、上記の様に確定している各勘定の金額から支払手数料を算出する方が楽かつ実態に合った仕訳を作成できるのです。

ちなみにPayoneerから実際に振り込まれる出金明細はPayoneerアカウントに設定しているメールアドレスに送付されています。スクリーンショットまたはPDFで保存し、証憑として仕訳に添付しておくようにして下さい。

為替差「益」が発生した場合の金額計算と仕訳の解説は以上です。

次に、為替差」が発生した場合の金額計算と仕訳について解説します。

為替差」が発生した場合というのは「Payoneerから出金した日のTTMレート 商品が売れた日のTTMレート」の場合で、基本的な仕訳の考え方は下記(例)の様になります。

上記の仕訳も下記の様な4STEPで計算することができます。

為替差益の場合と異なるのは、為替差損支払手数料の計算方法の2つです。為替差損の計算は下記の様になります。

為替差損が発生した場合の計算

  • STEP1. 「売掛金」の算出
    売掛金[円] = 商品の販売価額[ドル] ✖️ 売れた日のTTMレート[円/ドル]
  • STEP2. 「為替差損」の算出
    為替差損[円] = 商品の販売価額[ドル] ✖️ ( 売れた日のTTMレート[円/ドル] ー Payoneerから出金した日のTTMレート[円/ドル] )
  • STEP3. Payoneerからの入金額を入力
    実際にPayoneerから国内銀行に振り込まれた金額[円]を入力します。
  • STEP.4 「支払手数料」の算出
    支払手数料[円] = 売掛金 ー ( 普通預金 + 為替差損 )

為替差損益計算の基本的な考え方は以上です。

そして実際にebayを行っていると分かるのですが、出金するドルをぴったり各取引金額の合計金額にするのが難しい時が多々あります。これはまとまった金額を一度に出金しないと余計な手数料がかかったり、ドル円が上昇傾向にある時に全額ではなく一部だけPayoneer口座から出金したい時などがあるからです。

そこで今度は為替差損益の仕訳で最も難しいケースである「出金するドルがぴったり各取引金額の合計金額にならない時」の仕訳について、下記の取引履歴(例)を見せながら解説します。

なお下記の例はTransaction Reportのデータを加工・修正して作成したもので、同じ考え方をご自分のTransaction Reportに適用することができます。下記の例は、「1000ドルを引き出したいけれど、取引単位の合計金額がぴったり1000ドルにならず、近い金額だと1017.64ドルになってしまう場合」で、このような時は簿記のルール上、合計金額の計算をする際には必ず時系列順に各取引単位の金額を積算する必要がある点にご注意下さい。

この様にPayoneerから出金するドルを考えることで、各取引の金額単位ではなく、自分の好きな金額[ドル]をPayoneer口座から引き出すことができます。

以上の内容を踏まえ、実際にPayoneer口座からお金[ドル]を出金して指定の銀行にお金[円]が振り込まれた時の仕訳(実例)を下記に示します。

注意が必要なのが、「Payoneerに支払った手数料には消費税(VAT)が課税されていない点」です。

これは、Payoneerからメールで送られてくる出金明細でも確認できますし、そもそもの大きな国際ルール(参照:国税庁HP資料)として外国為替業務に消費税を課税しないということになっているからです。このため、Payoneerへの支払手数料の税区分は「対象外」となります。

【国税庁HP資料(抜粋)】
(非課税とされる外国為替業務に係る役務の提供の範囲)
6-5-3 法別表第一第5号ニ《外国為替業務等》の規定により非課税とされる外国為替業務に係る役務の提供は、次に掲げる業務に係るもの(当該業務の周辺業務として行われる役務の提供を除く。)が該当するのであるから留意する。(平10課消2-9、平20課消1-8により改正)

(1) 外国為替取引
(2) 対外支払手段の発行
(3) 対外支払手段の売買又は債権の売買(本邦通貨をもって支払われる債権の居住者間の売買を除く。)

以上、為替差損益計算についての解説でした。

ちなみに「Payoneerから引き出す時まで売上金売掛金勘定で扱っている理由」ですが、これはPayeoneer口座を帳簿上で外貨口座として扱わないためです。

簿記の知識をある程度もっている人だと「外貨口座として扱わなくて良いの?」と思うかもしれませんが、むしろ一般の銀行で開設できる外貨口座の様に扱ってしまうと税務署に余計な懸念を与えてしまうことになります。

その懸念とは「利子」です。

外貨預金の利子は比較的高いため(最大で年利6%以上の利子がつく様な外貨預金口座もあります)、売上金額が大きくなるにつれて発生する利子も高くなっていくため、大きな金額が入っている外貨口座を持っていると大きな利子も入金されているはず税務署に疑われることになります。

しかしPayoneer口座は銀行の外貨預金口座とは異なり利子が発生しませんそのため、そもそも利子の発生が疑われない「売掛金」勘定として扱う方が実態に即しているのです。

またPayoneer口座から日本の銀行口座へ引き出す時まで「売掛金」勘定で扱うことで、為替差損益の仕訳作業も楽になるというメリットがあります。

Payoneer口座を外貨預金口座として扱わない場合と扱う場合の仕訳の比較を下記に示します。

「外貨預金口座」にドルで入金があった場合、たとえ「ドル」通貨で入金されていたとしても簿記のルール上、一度、入金された日のTTMレートで円換算した金額を記帳する必要があります。そのため、売上が発生した日のTTMレートとPayoneer口座に入金された日のTTMレートの差について為替差損益を計上して帳簿に仕訳を入力する必要があります。

そしてPayoneer口座から日本の銀行に出金する際にも、外貨預金口座に入金された日のTTMレートと出金した時のTTMレートとの差について為替差損益を計上して帳簿に仕訳を入力する必要があるのです。

そのため、上記の様に為替差損益の計上が2回発生してしまいます。しかもこれはebayからPayoneerに入金される度に行う必要があります。

そして上記の様にがんばって為替差損益を計上しても、結局、売上発生から出金までに発生したトータルの為替差損益の金額は変わりませんので数字上のメリットも全くありません。

結論として計算コストが増えるだけでデメリットしかありませんので、Payeoneer口座を帳簿上で外貨預金口座として扱わないことをおすすめします。

「3.売上金を国内の銀行に送金する時の仕訳」の解説は以上です。

4. まとめ

まず大前提として、消費税還付を受けられる帳簿形式で仕訳を入力するために、会計ソフト側の基本設定を適切に行う必要がります。

消費税課税形式、経理方式、税区分の設定を適切に設定しておきましょう。

ebayで商品を売り上げた時の仕訳は簿記の基本的なルールに従うのはもちろんですが、ドルを円換算する時の為替レートにTTMレートを適用する必要があります。

自分のPayoneer口座と連携している銀行を踏まえ、適切な銀行のTTMレートで為替計算を行うようにしましょう。

また、売上金をPayoneer口座から引き出す時は、商品が売れた日の為替レートとPayoneer口座から引き出した時の為替レートとの「為替差損益」の計算が必要です。

3.売上金を国内の銀行に送金する時の仕訳」で解説した方法で、正しく為替差損益の計算を行い、適切に仕訳を行って下さい。

以上、「4. まとめ」でした。

5. 最後に

ebayは、日本の景気の良し悪しに関わらず手堅く稼げる最強の海外せどりプラットフォームです。

メルカリAmazonといった、容易に国内でせどりを行えるECサイトよりも勉強することが多く、帳簿付けも複雑で大変ですが、ひとつひとつ正しく理解すれば、世界を市場にせどりをすることができます

日本企業の給料は全く上がりませんが、ebayでの稼ぎは頑張れば頑張るほど、1ヶ月数万円単位で増やすことが可能ですので、ぜひ一緒にebayによる海外輸出ノウハウを学びながら、稼ぐ力を伸ばしていきましょう!!(`・ω・́)ゝ

最後に、ここまで読んでくれたあなたに心からの感謝を。ありがとうございました(* ᴗ ᴗ)⁾⁾

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