【ebay】最も節税できる梱包資材の経理処理の方法
先日、こちらの記事でebayで使う梱包資材の調達方法について解説させて頂きました。
当記事では、梱包資材の調達費用を適切に経理処理して、税金を減らす方法について解説します。
概要としては、下記2つの内容について解説します。
- 梱包資材費用を「経費」として計上し、税金を減らす方法
- 梱包資材の調達費用のうち「消費税」分について、国から「還付(国に納め過ぎた税金について返金を受けること)」を受ける方法
梱包資材費用を「経費」として計上する方法
結論、梱包資材を「経費」として計上し、青色申告で確定申告すれば税金を減らすことができます。
梱包資材を「経費」として計上するには、下記2ついずれかの勘定科目で帳簿に記入する必要があります。
- 【荷造運賃(にづくりうんちん)】
顧客に販売した商品を発送するため、荷造りをする際に発生した費用である「荷造費」と、それらの「配送費用」を経理処理するための勘定科目。 - 【消耗品費(しょうもうひんひ)】
日々の業務で使う備品等のうち、取得価額が10万円未満、もしくは法定耐用年数が1年未満と短期間のものを経理処理するための勘定科目。
結論、「荷造運賃」勘定で帳簿記入しましょう。
なぜなら、「荷造運賃」勘定で処理すると、同様に消費税還付を受けられる「配送費」とセットで効率的に帳簿管理できるからです。
「消耗品費」勘定でも経理処理はできるのですが、「消耗品」というカテゴリーには業務用の筆記用具・机・椅子・電球その他etcと、多種多様な品目が含まれます。
そのため「別途、確定申告の際に「梱包資材」分の金額だけを抽出する」という無駄手間が生じてしまいます。
「荷造運賃」勘定で経理処理し、帳簿管理の手間を削減しましょう。
また輸送費を扱える勘定科目として「通信費」という勘定科目もありますが、こちらは主に書類等の「情報」を郵送する際に用いる勘定科目ですので、「商品」の輸送費として適用する勘定科目ではありません。
商品の輸送費に「通信費」勘定は使わないようにしましょう。
輸出免税を利用して消費税の還付を受ける方法
日本の税法において、消費税の課税対象は日本国内で消費されるもののみです。
つまり、海外に輸出した商品は日本国内で消費されるものではないことから、消費税が免税されます。
海外輸出品の消費税免税については、国税庁HPに掲載されている「No.6551 輸出取引の免税」でも確認することができます。
ここでいう免税対象は、商品そのものの仕入額に含まれる消費税だけでなく、商品の配送費や出品手数料なども含まれます。
ebay輸出事業の場合、下記の項目について、確定申告(青色申告)を行うことで消費税分を取り返すことができます。
- 商品の仕入にかかった消費税
- ebayでの販売手数料
- 海外への配送費用と使用した梱包資材費用
梱包用資材の調達費用も消費税の還付対象ですので、確定申告で困らないよう「荷造運賃」勘定できちんと帳簿付しておくようにしましょう。
なお、さらに輸出免税について詳しく知りたい方はJETRO(日本貿易振興機構)がHPで輸出事業者向けの詳細な説明を行なっているので、こちらを確認ければと思います。
また、国から消費税の還付を受けるには「消費税課税事業者選択届出書」を国に事前に提出しておく必要があります。
こちらの申請書は、税務署に行かなくてもネット環境があればe-Taxで電子申請できますので、ebayを始めたらなるべく早い段階で申請しておきましょう。
梱包材について効果的な節税をする上での注意点
結論、梱包材は年始に多めに購入し、年末に梱包材を多く残さない様にしましょう。
年末に残った梱包材は、経理上の「資産」である「貯蔵品」勘定で計上しなければなりません。
貯蔵品(資産)として計上された梱包材には、その金額に応じて課税されます。
つまり、年末に大量の梱包材を抱えていると、その分だけ税金が増えてしまうのです。
なので、年末に残す梱包材をできるだけ少なくするため、梱包材は年始に購入する様にしましょう。
まとめ
使用した梱包資材を「経費」として計上し、さらに消費税還付を受ければ、梱包資材の10%以上の金額があなたの手元に戻ってきます。
いきなりは難しいとは思いますが、こうした節税に必要な簿記の知識についても少しずつ勉強し、この大増税時代をうまく乗り越えていきましょう!!
以上、【ebay】最も節税できる梱包資材の経理処理の方法でした。
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ぜひ一緒にebayによる海外輸出ノウハウを学びながら、稼ぐ力を伸ばしていきましょう!!(`・ω・́)ゝ
最後に、ここまで読んでくれたあなたに心からの感謝を。ありがとうございました(* ᴗ ᴗ)⁾⁾