【ebay】海外への商品発送プロセス(入門編)
ebayを始めた多くの人がすぐ諦める理由のひとつに、「海外へどの様に商品を発送すれば良いのか分からない」という不安があります。
確かに、私たち日本人は日本国内でほぼ全ての欲しい物が揃いますし、この様に思うのも無理はありません。
ですがこの様な不安は、いきなり全世界に商品を発送しようと漠然と考えているから発生してしまうのです。
まずは発送先の国を少数に絞り、発送プロセスをひとつひとつ確実に学んで不安を解消しつつ、販売先の国を広げていきましょう。
1.「関税」を理解しよう
日本国内にいると意識することはありませんが、外国に商品を輸出すると「関税」という追加料金が発生します。
この関税は購入者(バイヤー側)が負担するものなので、私たちセラーが負担するものではありません。
しかし世界には関税についてあまり理解していないバイヤーさんも一定数おり、商品を購入した際に「よく分からない追加料金が発生した!!クレームつけてやる!!」という事態になることもしばしば起こります。
以前にこちらの記事でも解説させて頂きましたが、バイヤーさんからの評価は私たちセラーの信頼性に直結するので、こうしたクレームが発生する可能性は可能な限り低くしておく必要があります。
そのためebayで出品する際は、購入者にいくらの関税が発生するかを概算だけでも、販売時に事前通知する必要があります。
関税のかかり方は国ごとに異なるため、事前に「国名+関税」のキーワードでググって調べる様にしておきましょう。
ebayにおける販路の広さとは、この関税について熟知している国の多さと言い換えても良いかもしれません。
日々、商品を販売したい国の関税について継続的に調査・学習し、販路を広げていきましょう。
2.「配送方法」を理解しよう
当然ですが、快適な陸路で繋がった日本国内と違い、海路・空路・荒れた道路を経由する海外配送は、配送料金が日本国内に比べて割高です。
配送方法によって変わりはしますが、2kg以下の商品で1,500円〜2,000円ほどかかる場合はザラです。
配送費用はセラーにとっても購入者にとっても、その商品を販売・購入する際の重要な判断材料になりますので、関税と併せてその国への配送料は詳細に調査・理解する様にしましょう。
日本から海外に商品を発送する主な配送業者は主に下記の4つがあります。
- 日本郵便(SAL便、EMS便、国際eパケット、国際小包)
- クロネコヤマト
- FedEx
- DHL
いずれも配送期間・荷物重量や、荷物追跡・紛失保証などのオプション有無などによって料金が変わってきます。
私たちセラーの利益に直結するので、これらの配送業者についても調査・学習を日々積み重ねていきましょう。
3.最初の販路開拓は「シンガポール」がおすすめ!!
シンガポールは下記3つの理由から、非常にebay初心者向けです。
- 関税がほぼゼロで、商品の価格設定が行いやすい。
- 税金が軽いため世界中の富裕層が集まっており、国民全体の購買力が世界最高レベルで高い。
- 民度が非常に高く、理不尽なクレームや返品などのトラブルが起こりにくい。
「関税が低く、国民全体の購買力が高い」と、世界で最も魅力的な市場がシンガポールです。
同じ苦労をして販路を開拓するなら、高く商品を買ってくれる国民が多い国から開拓した方が効率的です。
シンガポールへの販路開拓が終わったあとも、購買力の高い国から順番に開拓していく様にしましょう。
以上、【ebay】外国に発送する際の注意点について解説させて頂きました。
次回は、「シンガポール」への具体的な送料設定等を解説させて頂きます。
ebayは、日本の景気の良し悪しに関わらず手堅く稼げる最強の海外せどりプラットフォームです。
日本企業の給料は全く上がりませんが、ebayでの稼ぎは頑張れば頑張るほど、1ヶ月数万円単位で増やすことが可能です。
ぜひ一緒にebayによる海外輸出ノウハウを学びながら、稼ぐ力を伸ばしていきましょう!!(`・ω・́)ゝ
最後に、ここまで読んでくれたあなたに心からの感謝を。ありがとうございました(* ᴗ ᴗ)⁾⁾