投資の基礎知識:ローソク足の読み方(前半)

増やす力

全世界の投資家が使う基本にして最強の武器が、「ローソク足」です。

正しくローソク足の意味を理解して読むことができれば、株価の未来を高い精度で予測することができるようになります。

逆に言えば、ローソク足の意味を理解せずに勘で株を買っても、それはただのギャンブルと変わりありません。

ギャンブルではない手堅い投資をするため、ぜひ当記事を読んで「ローソク足を読むスキル」を身につけて頂き、一緒に資産を増やしていきましょう∠( ゚д゚)/!!

1.実は「ローソク足」は日本発祥

そもそも、ローソク足は日本生まれの指標です。今は昔の江戸時代、出羽国の本間宗久さんが発案者で、大阪の堂島の米取引で使われ始めたと言われています。

昨今、全世界の投資家が当たり前に使っているローソク足は日本人がゼロから生み出したものなのです。

ゼロの概念を生み出したインド人が数学の素養が高い様に、ローソク足の概念を生み出した日本人は、投資家のセンスを遺伝子レベルで持っているのです!!

2.ローソク足は市場の動きを表す「4つの値段」を示している

1本のローソク足が示す情報は、ある一定期間の株の値動きです。

日足チャートなら1日(AM9:00〜PM15:00)の値動きを、週足チャートなら1週間(月曜AM9:00〜金曜PM15:00)の値動きを表しています。

1本のローソクの中では、値動きに関する下記4つの情報が含まれています。

  1. 始値(取引開始と同時に売買成立した値段)
  2. 終値(取引が終了した時点の値段)
  3. 高値(期間中最も高かった値段)
  4. 安値(期間中最も安かった値段)

そしてその一定期間の中で、終値が始値より高かったことを示す胴体が白いローソク陽線終値が始値より低かったことを示す胴体が黒いローソク陰線と呼びます。

上記をまとめて陽線と陰線を図で説明すると、下図の例の様になります。

陽線の図解 陰線の図解

各ローソクの示す情報で最も重要なものが、ローソクの胴体である「実体」です。

「実体」始値から最終的な終値の動きを表すもので、実体が大きい陽線取引終了(引け)にかけて一方的に買われたことを示し、上昇の勢いが強かったことを示しています。

反対に、実体が大きい陰線は、取引終了(引け)にかけて一方的に売られたことを示し、下落の勢いが強かったことを示しています。

実体は株価の変動の勢いがわかる指標で、適切な買い・売りの判断をするのに極めて重要な指標になります。

3.まとめ

以上、投資の基礎知識:ローソク足の読み方(前半)について、説明させて頂きました。

次回(後半)では、市場の投資家たちの「迷い」の度合いをしめす「ひげ」について説明させて頂きますので、ぜひ当記時を合わせて読んで頂ければ幸いです。

株式投資は正しい知識・メンタルを身につければ、手堅く資産を増やしていける立派なスキルです。

これからも、ぜひ一緒に学びながら資産を手堅く増やしていきましょう(`・ω・́)ゝ

最後に、ここまで読んでくれたあなたに心からの感謝を。ありがとうございました(* ᴗ ᴗ)⁾⁾